御祭神は伊邪那美命、速玉男命、事解男命の三神。

清和天皇貞観十八年、西暦八七六年の創建、紀伊熊野本宮より勧請、旧号は宮川入之領「境の宮」と称す。朱雀天皇天慶二年、西暦九三七年平貞盛、将門の乱を鎮定せる功により社殿建築神領十八貫目を寄進せられ此時熊野新宮大権現と改称、爾来、武門の崇敬厚く常に社頭を有せし。近郊十八ヶ村の惣鎮守様として、明治二年熊野神社と改まり、明治四年郷社と定めらる。東陽村白浜村の惣鎮守様となり今日にいたれり。昭和六十一年千葉県の規範神社の指定、平成十一年神社本庁指定(全国)のモデル神社の指定を受ける。
例祭日は毎年三月の第二日曜日(本来は三月十五日)。宮内神楽保存会の皆さんにより御神楽が奉納される。